鹿児島のシンボルといえば活火山・桜島。時には噴火の衝撃波で窓ガラスが割れることもあるという元気一杯(すぎ)の山です。特に最近は記録更新の日々が続きます。その有り余るエネルギーは毎日のように灰を降らせます。降灰地域では、洗濯物は外に干せないし、車は毎日洗車しないと故障するし、専用灰置き場に出しても回収は月に1回で常時山積みで邪魔だったり、ブレーキ踏んでも赤信号の交差点の真ん中まで滑り出されてしまったり、停電の原因になったり、桜島小みかんが不作だったり、隙間から入ると痛いのでコンタクトレンズ厳禁だったり、それはもう迷惑しています。
 しかし、最近では色々と利用方法が編み出され、鼻つまみ者だった火山灰がお役立ち原料となってきました。じゃがいもを運んできた(カルビーのじゃがいも工場に?)帰りのフェリーに積んで北海道に持ってゆき、雪の上に撒いて雪を溶かすのに利用したり、石けんなどの化粧品に利用したり、プレートにしてスパで岩盤浴に使ったり、焼き物を作ったり・・・。他にも色々遊べると思いますので、オリジナルの使い方を考案しちゃってください。
 1枚目画像は、お店でやってる発掘ゲーム。フィギュアを埋めてお子様に掘り出していただいています。3枚目は桜島周辺の地面。表面は火山灰で真っ黒。2枚目は不純物が取り除かれた火山灰オンリーの状態。こちらが商品になります。たまに植物の根などの不純物が多少混入することもあるかもしれませんが、気づいた範囲でなるだけ除去しますのでご容赦を。
桜島の火山灰
桜島の火山灰 桜島の火山灰