鹿児島版玉露とも言える霧島の最高級茶です。一般のかぶせ茶よりも強めの遮光を施された茶葉は、より必死に大地から栄養を吸い上げます。枕崎の鰹節工場から出される鰹節の煮汁からなる肥料をたっぷりと食した茶葉には海の栄養がぎゅぎゅっと凝縮。ある年の成分検査では旨み成分の一つであるアミノ酸含有量が一般の茶葉の何倍にもなり、それ以外の成分でも茶葉にとって必要な成分は多く、不要な成分は少なく、理想的なバランスで仕上がっています。
成分の濃厚さはお茶にも味となって現れており、このお茶の一番の特徴である旨みを生み出しています。特に一煎目の一口目、非常に濃い旨みが驚くほどに口中に広がります。初めて召し上がられたお客様は、「こ!」、「おいしい!」、「○の素が入っているの?」と一様に驚かれます。しかも、旨いだけでなく豊かな香りと茶葉の甘味も加味されて、まさにお茶の新世界といった感じです。味に敏感な方ですと、同じ一煎目でも一口ごとに味の変化を感じるほど奥の深いお茶です。
初心者にもわかりやすいはっきりとした旨みが自慢です!
お客様に「どのお茶がお勧め?」と訊かれた時は、サプライズ2強として、迷わずこのお茶と志布志の黄金蜜 木魂をお勧めしています。この2種の組み合わせで贈り物になさると大変受けが良いと思います。
| 水色 | 短評 |
一煎目 | 赤みがかった黄金色 | 甘く、旨みが前面に。 |
二煎目 | 赤みがかった黄金色 | 酸味を伴った渋みが旨みと混ざる。 |
三煎目 | 赤みがかった黄金色 | 渋みよりも酸味が強くなる。 |
