鹿児島は日本で4番目くらいの落花生の産地です。県内で最も落花生の生産が盛んなのが鹿屋市です。「だっきしょ」というのは鹿児島弁で落花生のこと。「かのやんだっきしょ」は「鹿屋の落花生」を意味します。そして、鹿児島県民がだっきしょという場合は塩ゆで落花生を差します。ピーナッツを食べないわけではありませんが、圧倒的に茹で落花生の方が好んで食べられています。
さて、「鹿児島の落花生と千葉の落花生って同じじゃないの?」とよく聞かれるのですが、実は味にはかなりの違いがあります。千葉は土壌が砂質ですが、鹿児島は火山灰地です。その土壌の違いが味にも大きく影響します。よく言われているのが、千葉の落花生は栗に似ているが、鹿児島の落花生はさつまいもに似ているとのこと。両者、並べて食べ比べてみると、なるほどとうなずかれることと思います。
鹿屋の落花生は味がしっかりと濃厚で非常においしいです。塩ゆでして冷凍してあります。流水解凍するだけですぐに食べられます。
